「社長は孤独である」 きっとこの言葉の背景には、
社長には社長にしか取れない責任と決断がいつも付いてまわるよという、
どよーんとした重たいものがあるのでしょう。

確かにビジネスを進めていくリーダーには
その重圧に耐えられる「強さ」が 要求されるという一面はあると思います。
一方、ビジネスとは他ならぬ 「顧客との関係性」を屋台骨として
成り立っているということを 常に忘れてはいけないですよね。

つまり、本当に大切なものって実は 、
孤独とは「対極」にある ものだったりするんじゃないかって思います。
ですが、この「孤独に耐えうる強さを持つ」 という認識が、
時に壊れたコンパスみたいに機能して 「独りよがり」という森に迷い込ませちゃうんですよね

もっと売上をあげなきゃ・・・
もっとやれるようにならなくちゃ・・・
間違っちゃいけない・・・
たとえばこんな意識があたまの中をグルグルしはじめた時こそ
森に迷い込んでいないか注意が必要です。

「ビジネスにはメッセージがあり、メッセージには受け取り側のユーザが必要です」
そうGoogle先生も、YouTube動画広告のCMの中でおっしゃってくれています。＾＾

本当に大切なのは、
顧客との関係性をいつも自分のビジネスの軸に据えられるブレない強さを持つこと。

孤独に耐える強さはそのために必要な一要素に過ぎません。
本末転倒を起こしてしまうのはあまりにも勿体ないですよね。

それをいつも忘れないようにするために 私は「LTV（Life Time Value）」という言葉を大切にしています。

顧客の一生涯をとおして、
スムーズに価値を交換できる信頼関係を築くこと。
そのうえに心身ともに満たされる真の豊かさがあるのだと思います。